京都の美術を名作とともに振り返るシリーズ展がスタート
同館のコレクションの真髄である「京都の美術」を、3部作で紹介していくかつてない規模のシリーズがいよいよ開幕。第1部となる今回は、京都における江戸美術の精華を大々的にクローズアップする。日本を代表する文人画家の与謝蕪村、写生画円山派の始祖である円山応挙に加え、伊藤若冲や曾我蕭白、呉春、長沢蘆雪といった往時に活躍した作家らの作品が一堂に集結。江戸から明治期にかけて飛躍的な発展を遂げ、京都の近代美術の礎を築いていった過程を多彩な名作とともに振り返ろう。