2019年8月2日号

和の心を感じる 京都の庭園&スイーツ

古くから人々を魅了してきた古都京都の庭園。趣の異なる庭園をめぐって和の心を感じませんか?
特別企画を実施中の「仁和寺」とあわせて訪れたい、世界的に有名な石庭や、こだわりのスイーツなどをご紹介します。

<龍安寺>
禅の精神を表現した世界遺産「龍安寺」の石庭を自分なりの解釈で眺めて

臨済宗妙心寺派の禅寺である「龍安寺(りょうあんじ)」。
枯山水の石庭は「ロック・ガーデン」と呼ばれ、世界的にも知られています。

龍安寺
白砂の庭には独特の風合いを醸す油土塀を背景に、大小異なる15個の石を配置。

龍安寺
作庭時期や作者が不明なことから、造られた意図は謎に包まれたまま。
その解釈は見るものに委ねられており、さまざまな憶測が多くの人を惹きつけています。

龍安寺
茶室前には禅の心を表現した銭形のつくばいが。
中央の「口」の字を共用して「吾唯足知(われ、ただ足ることを知る)」と刻まれた四文字は、茶道の精神にもつながるといわれています。

境内の南側半分を占めるほどの大きな「鏡容池(きょうようち)」も名所のひとつ。

かつて貴族たちが舟を浮かべて楽しんだという池には、春には桜、初夏には青もみじやスイレン、秋にはカエデが彩り、四季折々の風景を眺めることができます。

<龍安寺>
「西源院」で修行僧たちが好んだ湯豆腐と精進料理を

「西源院」は龍安寺の境内にある塔頭のひとつで、一部を食事処として開放しています。

西源院
角のない「○」に平和を願う意味を託した「○天下一」と書かれたのれんをくぐると、緑に囲まれた風情ある庭園が広がります。

西源院
きらめく池の水面や色鮮やかな苔や木々など、美しい自然の姿を望むお座敷では、かつて修行僧が食した湯豆腐と精進料理を味わうことができます。

西源院 精進料理付き七草湯豆腐3,300円 ※写真の湯豆腐は2人前
名物の七草湯豆腐は、ミツバやハクサイ、シイタケなど7種の野菜や生麩、粟麩に、まるで絹ごしのようになめらかな木綿豆腐がたっぷり。ショウガの効いた自家製ダレでどうぞ。
胡麻豆腐や和え物、お浸しなどの精進料理とともに、あっさりと楽しめます。

ししおどしの風流な音が響くなか、体にやさしい料理で日々の疲れをリセットしましょう。

<龍安寺>
熟練の菓子職人が練りあげる「笹屋昌園」の絶品わらび餅

「笹屋昌園」は地元で愛され続ける、1918(大正7)年創業の和菓子店。

笹屋昌園
店頭に並ぶ和菓子は、手間ひまを惜しまずとことん手作りにこだわって製造。
厳選素材を使った季節の上生菓子やようかんのほか、龍安寺の石庭をイメージしたつぶあんの焼き菓子「庭の石」など、オリジナルの創作菓子などを販売しています。

笹屋昌園 本わらび餅「極み」(黒豆きな粉・抹茶きな粉付き)1,944円
なかでも一番人気は、最高級の国産本わらび粉を使った本わらび餅「極み」。
熟練の菓子職人が「本練り」という技法を駆使して、30~40分かけて丁寧に練りあげた逸品です。

笹屋昌園
弾力と粘り気がありつつもやわらかな食感で、ほどよい甘みがクセになります。
兵庫・丹波産の黒豆を使ったきな粉と、宇治抹茶のきな粉をかけて味の変化も楽しんで。

<御室>
世界遺産「総本山 仁和寺」で特別公開中の重要文化財を見学

888(仁和4)年、光孝天皇の遺志を継いだ宇多天皇が創建した「総本山 仁和寺」。
以後、代々皇族が住職を務めたことから「御室御所(おむろごしょ)」とも呼ばれていました。

総本山 仁和寺
遅咲きの「御室桜」が有名ですが、ニ王門の先に広がる境内には国宝「金堂」をはじめ、春と秋に一般公開される「霊宝館」や重要文化財の「観音堂」など、たくさんの宝物が残っています。

2019年7月17日(水)~9月1日(日)、9月7日(土)~11月24日(日)の期間中は、約6年にわたる半解体修理が完了した「観音堂」が特別公開。

総本山 仁和寺 観音堂 拝観料:大人1,000円(記念品付き)、高校生以下無料
重要な儀式が行われる修行の場で、通常は非公開。美しい障壁画や、本尊・千手観音菩薩立像などが初めて一般公開されます。

総本山 仁和寺 観音堂 特別公開記念 御朱印 各500円 ※写真はイメージ
「風神・雷神」や「千手観音菩薩」などの各立像を描き下ろした、限定御朱印の授与も。

7月6日(土)~9月1日(日)、9月10日(火)~9月30日(月)には、国宝「金堂」や重要文化財「経蔵」の内部が特別公開されるなど、見どころがたくさん。

境内中央の宸殿(しんでん)前にある趣が異なる「北庭」「南庭(だんてい)」も、ぜひ見ておきたい景色です。

総本山 仁和寺
「北庭」は池泉式の庭園で、滝を配した庭越しに茶室や五重塔を眺めることができます。

総本山 仁和寺
一方「南庭」はシンプルな造りが特徴。ニ王門から続く「勅使門」と宸殿をつなぐ場所であり、「御室御所」としての名残を留める庭園です。

随所に門跡寺院としての品格が漂い、日本文化の歴史を感じることができます。

<御室>
「御室さのわ」の京都の名水で淹れた日本茶でひと休み

仁和寺の南にある「御室さのわ」は、全国から厳選した有機栽培茶葉をそろえる和カフェ。
店主自ら汲みにでかける名水・京見峠の山水で、一杯ずつ丁寧にお茶を淹れてくれます。

御室さのわ
お茶とともに味わえるのは、日替わりのケーキやウィーンの焼き菓子、お団子などのお菓子や、京都・上賀茂の京野菜などを使ったごはんセット「おむしやしない」。

暑い夏に味わいたいのは、涼やかな見た目のこちら。

御室さのわ ときわ(くめさんの京番茶付き)900円
風味豊かな抹茶アイスや和三盆を使った寒天、小豆や白玉がのっていて、上品な甘さを楽しめます。香ばしい京番茶との相性も◎。

御室さのわ
店内は和紙デザイナー・堀木エリ子さんの作品が飾られる上質な空間です。

ウィーンで過ごした店主が現地から仕入れる雑貨や、京都の作家による器などの販売も。焼き菓子や茶葉も購入できるので、おみやげにもおすすめです。

<妙心寺>
妙心寺の塔頭「妙心寺 退蔵院」で抹茶を味わいながら庭園を鑑賞

「退蔵院」は妙心寺の境内に立つ46もの塔頭のひとつで、1404(応永11)年建立の古刹。

室町時代の絵師・狩野元信作と伝わる枯山水の方丈庭園や、昭和に作庭された池泉回遊式庭園など、異なる様式の庭園が広がります。

妙心寺 退蔵院
方丈で公開されている禅問答を表した国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」が有名で(展示は模本)、瓦屋根や障子など、随所にヒョウタンやナマズのモチーフがちりばめられています。

妙心寺 退蔵院 冷抹茶(是什麼付き)500円 ※6月~9月まで提供
茶室「大休庵」では、夏には庭を眺めながら冷抹茶が楽しめます。
季節によって替わるドライフルーツ入りのあんを閉じ込めた半生菓子「是什麼(これなんぞ)」付き。甘さと酸味のバランスが絶妙で、ドライフルーツの食感がアクセントになっています。ヒョウタンやナマズをあしらったビジュアルも好評です。

妙心寺 退蔵院
茶室から見えるのはひょうたん池を配した「余香苑」。
桜やハス、カエデ、藤など四季ごとに表情が変化する美しい庭園です。

池のせせらぎや水琴窟などの音色に耳をすませ、禅寺の落ち着いた境内を散策してみては?

いかがでしたか?
眺めているだけで心癒やされる京都の庭園。
お休みの日には、美しい庭園をめぐってみてくださいね♪

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掲載情報は2019年8月2日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
徒歩での所要時間は80m=1分での概測です。
乗り物の所要時間は、土休日ダイヤの最速時間です。乗り換え時間・待ち時間は含みません。時間帯、交通事情、利用する駅またはバス停により異なります。
船の所要時間は、時間帯、交通事情、利用する港により異なります。
料金は税込表記を基本としています。

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