紅葉が美しいことで知られる京都・高雄エリア。
まるで絵画のような見事な景色が眺められる高山寺をご紹介します。
おみやげに買って帰りたい、あんこ菓子の人気店もピックアップ♪
鎌倉初期に明恵上人が開山した古刹の「栂尾山 高山寺」。
「神護寺」「西明寺」とともに、京都・高雄エリアの紅葉名所として知られています。
石水院
11月初旬頃から山々が色づきはじめ、11月中旬頃から12月上旬にかけてお寺全体が秋色に染め上げられます。
石水院 南縁
なかでも国宝「石水院」からの眺めは、思わずため息が出る美しさ!
南縁から下がって畳の上に腰をおろすと、まるで額縁に入った絵画のような景色を楽しむことができます。
石水院 廂の間
石水院の西正面「廂の間(ひさしのま)」には、善財童子像が安置。
他にも、平安・鎌倉時代の鳥獣人物戯画(複製)といった絵画をはじめ、貴重な国宝や重要文化財など、見どころがたくさんあります。
秋ならではの風情を感じながら、ゆっくりとした時間を過ごしてみては?
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楽しいイベントにも注目♪
2019年10月にオープンした「御室和菓子 いと達」。京都の和菓子の老舗などで17年間修業した職人・伊藤達也さんが独立して開いたお店です。
住宅街の中にある隠れ家的な立地ですが、多くの人がお目当てに足を運ぶのが美しい色合いの「包み餅」。
包み餅1個200円・6個セット1,420円
女房装束に用いられた襲(かさね)の色目を取り入れたもちもちの生地には、3種のもち米粉を使用。桜、紅葉、楓、雪中花の4色があり、ピンクの桜とオレンジ色の紅葉には白みそきな粉あん、グリーンの楓と紫色の雪中花にはこしあんが包まれています。
あんと塩きなこ500円 ※毎月1日・10日・20日・30日の限定販売(定休日の場合は販売なし)
2020年8月に登場した「あんと塩きなこ」は、紅茶カップのような容器に入った涼菓。口の中でスーッと溶けるようなあんこと、卵白を使ったやわらかな餅の雪平がカップに流し込まれていて、北海道産黒豆を挽いた香ばしい黒豆きな粉は食べる直前にかけます。
まるで飲めそうなほどやわらかいわらび餅や、生地にココナッツオイルを使った三笠も評判。若い職人が試行錯誤して作りだした、味も見た目もひと味違う和菓子を堪能してみて。
大将軍商店街に構える「中村製餡所」。1908(明治41)年以来、伝統の製法であんこを作り続けている老舗です。もともとは砂糖の入っていない生あんを和菓子店に卸す業者で、今も京都の多くのお店のあんこ作りを請け負っています。
近所の方のリクエストがきっかけで小売りも始め、今では全国からあんこ好きが訪れるように。こだわりのあんこは、小豆の風味や香り、ホクホク感を堪能できるように仕上げられています。北海道産小豆の中でも、その年にもっともよい出来の畑のものを選んで使っているのだそう。
あんこ屋さんのもなかセット1,300円
一番人気があんこ500gと皮10組の「あんこ屋さんのもなかセット」。あんこは粒あん、こしあん、白あんから選べます。今年4月にはほうじ茶入りの皮も登場し、通常の皮とほうじ茶味の皮のセットも販売しています。
自分であんこをサンドして、できたてもなかが味わえます。職人が手焼きした皮は驚くほど軽い食感。あんこはクセのない甘みと滑らかな口当たりが特徴です。
しっとりみずみずしいあんことサクサクの皮の絶妙な組み合わせを楽しみましょう。
北野天満宮の前にお店を構える「粟餅所・澤屋」。創業は1682(天和2)年で、現在13代目と14代目がふんわりやわらかな粟餅(あわもち)の製法を守っています。粟餅は、一本うどんや長五郎餅とともに北野三大名物のひとつです。
こしあんをときな粉をまぶした粟餅の2種のみを提供。注文が入るごとに粟餅を仕上げます。目の前で繰り広げられる店主たちの手際のいい早業はお見事。
お店の奥からはトントンとお餅をつく音が聞こえてきます。お餅も作り置きはせず、少量ずつ一日に何回もついているとか。
粟餅 白梅 5個650円
店内の茶屋スペースではできたてが味わえます。なめらかでちょうどいい甘さのこしあん3個と香ばしいきな粉2個がセットになった「白梅」のほか、こしあん2個ときな粉1個の「紅梅」450円もあります。
粟餅10個入(持ち帰り)1,300円
持ち帰りの粟餅は5個入りから5個刻みで注文できます。こしあんときな粉の組み合わせ個数は変更も可能。賞味期限は当日中なのでご注意を。
江戸時代から受け継がれる素朴なおいしさを味わいに足をのばしてみて。
「都松庵」はあんこの魅力を追求したお菓子を提案するお店。1950(昭和25)年創業の製餡会社「都製餡」がプロデュースしています。
堀川三条には銘泉とうたわれた醒ヶ井があり、元工場の現在地で質のよい水を使ってあんこを炊いてきたとか。工場は滋賀へ移転しましたが、鈴鹿山系のおいしい伏流水であんこ作りを続けています。
こだわりのあんこを中心に、和菓子だけでなく洋の要素を取り入れた斬新なスイーツを次々と発表。すべての商品に小麦粉を使っていないことでも話題です。
AN DE COOKIE(持ち帰り)(手前から時計回りに)フランボワーズ、抹茶、アールグレイ各480円
手みやげに人気なのが「AN DE COOKIE」。白あんの原料の生あんが生地のベースで、口の中でホロホロとほどける食感が特徴です。プレーン、フランボワーズ、アールグレイ、きなこ、抹茶の5種が定番で、季節ごとに限定フレーバーも登場します。
YOKAN FOR COFFEE 4個入(持ち帰り)1,240円
コーヒーに合わせるために開発された、後味あっさりの浅練りタイプの羊羹「YOKAN FOR COFFEE」も好評。イチジク、クルミ、アンズなどが入っていて、フルーティーな浅煎りタイプのコーヒーとマッチします。
併設サロンでは生ケーキやかき氷、スフレパンケーキなどのイートインメニューも豊富にそろうので、おみやげを購入するのはもちろん、ひとやすみスポットとしてもおすすめです。
滋賀県彦根市に本店を置く「菓心おおすが」。ジェイアール京都伊勢丹に構えるこちらは、滋賀県外にある唯一のお店として注目を集めています。
三十五万石 求肥餅入1個140円・一粒栗入1個200円
「菓心おおすが」といえば、米俵の形をしたもなか「三十五万石」。良質の小豆をじっくりと炊き上げた粒あんを使用しています。ほどよい甘さの粒あんに近江米の柔らかな求肥餅が重ねられていて、香ばしいもなかの皮との相性も抜群。
求肥餅入りは熱湯を注ぐとぜんざいとしても楽しめます。
ホクホクとした栗がひと粒丸ごと入った栗入りタイプも人気です。
Anneコルネ270円
自慢の自家製あんをぜいたくに使ったスイーツが「Anneコルネ」。バターが効いたサクサクのパイであんこと生クリームを巻いています。生クリームが植物性で軽いので、風味豊かなあんこやパイとバランスよく仕上げられています。
ほかにも黄身あんをホワイトチョコレートで包んだものや米粉のロールケーキなど、目新しいお菓子が生み出されています。和菓子にとどまらない「菓心おおすが」の今後の挑戦から目が離せません。
いかがでしたか?
美しい紅葉と甘いあんこ菓子に心癒やされる一日を過ごしてみては♪
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掲載情報は2020年9月30日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
徒歩での所要時間は80m=1分での概測です。
乗り物の所要時間は、土休日ダイヤの最速時間です。乗り換え時間・待ち時間は含みません。時間帯、交通事情、利用する駅またはバス停により異なります。
船の所要時間は、時間帯、交通事情、利用する港により異なります。
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