地元で親しまれてきた、お金の神様
お金にまつわるご利益が得られるとして、金融業や不動産業に携わる人たちも参拝に訪れるという神社。ここに祀られているのは、金属のすべてをつかさどる金山毘古命(かなやまひこのみこと)。昔から刀剣などの武具や農耕具としての鋤や鍬、通貨として用いられる金、銀、銅の御金(みかね)を護ってくれる神として、辺り一帯に暮らしていた釜師や両替商などから信仰を集めていたのだとか。境内には京都市内有数の大きさを誇るイチョウのご神木があり、イチョウの葉をかたどった絵馬やお守り、小判の形をしたお守りは、見た目にもご利益がありそう。