薬売りの町・富山の伝統を今に残す
富山を代表する薬「越中反魂丹(えっちゅうはんごんたん)」をはじめ、自社製造の和漢薬を販売する薬種商。薬剤師が座りながら客の症状や体質をじっくりと聞きだし、最適な薬を調剤する昔ながらの「座売り」にこだわる。かつての生薬倉庫を吹き抜けにした店内にはレトロなパッケージの和漢薬や、薬草、健康茶などの商品のほか、珍しい金看板や実際に使っていた古道具が並ぶ。貴重な製丸機を使った丸薬製造の実演を見学することもでき、工程の一部は無料で体験可能。また、2階のレストラン「健康膳 薬都」では漢方の考えをもとにした薬膳料理を味わえる。