歴代藩主が愛でた庭園を再現
1634(寛永11)年に加賀藩3代藩主前田利常が作庭を始め、その後、5代綱紀や13代斉泰などの歴代藩主により手を加えられながら廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していた池泉回遊式庭園。明治期に廃絶され面影を失っていたが、古絵図などをもとに2015年に再現された。高低差が約22mもある立体的な造形が特徴的で、城郭石垣の技術を意匠に組み込んだ「色紙短冊積石垣」は金沢城ならではの傑作と名高い。歴代藩主が愛でた庭園を歩いてみよう。毎週金・土曜、祝前日の日没~21:00にライトアップ実施(見学無料)。