御神山を望みながら三輪名物の和菓子を
江戸時代に創業し、三輪で営業して170余年になる和菓子の老舗。名物「みむろ」は、創業した直後の弘化年間(1844~48年)に開発されて以来、絶大な人気を誇るベストセラー。桜井近辺で収穫される大和産を中心に大納言小豆で作った香り高いあんと、もち米の香ばしさが特徴の皮が調和した上品な甘さのもなかだ。併設の茶寮でも、抹茶とともにみむろが楽しめる。茶寮からは三輪明神大神神社の大鳥居越しにご神山が望める席や、すっきりと手入れされた庭が見える席も。夏はくずきり、冬は栗ぜんざいも味わえる。三輪明神参道商店街や奈良市の三条通にも支店あり。